ピーマン尻とは
骨盤の後ろの方には、左右骨盤の真ん中に仙骨という骨があります。仙骨のニュートラルはおおよそ垂直に対して30°前斜している様子です。
コアマッスルの一つ多裂筋は腰に左右2本備わっていて仙骨の前斜に関わります。この多裂筋が機能不全になっていると仙骨が直立して真っ直ぐまたは後斜します。
この状態を骨盤の後傾と言います。骨盤後傾したままお腹を前に出していくと、お尻のエクボができたちょっとデコボコで四角いお尻になります。
これがピーマン尻です。お尻の膨らみの側面が削がれているようで気になられる方が多いです。
改善方法


はじめに、仙骨の前斜を促すためにトレーニングツールを使って多裂筋の反応と感覚を引き出して行きます。
同時に、お腹の緩みによって骨盤が前へ出ていかないようバランスを取るために腹壁の筋肉のトレーニングをします。
仙骨の前斜と腹壁の張力を安定させることができたら、次は横向きでお尻のトレーニングをして行きます。
それら全ての感覚を持ちながら、脚のラインを整えてスクワットをして行きますよ。
脚のラインをまっすぐ綺麗に保ちながら脚を屈曲・伸展して行きます。そして、脚の綺麗なラインに反応するお尻・腿をトレーニングして行きますよ。
このとき、背骨の可動域が少なかったり・筋肉が弱いと脚にも影響が出るので、背骨の屈曲・伸展・回旋・側屈へ動くことができる機能を獲得するためにピラティスムーブメントを行います。
体幹のトレーニングをしてから脚のトレーニングをすることが多いです。
スクワット時には、お尻が内・外に移動したり、膝がうちに入ったり、足裏が潰れたりするのでインストラクターが指示して修正しながら行います。
脚のアライメントを綺麗に保ちながら、脚の屈曲・伸展で反応する筋肉をトレーンングすることで美尻となって体のラインを改善して行きますよ。
ピラティスで改善したい方へ
ピラティスでは、始めに「胴体をまっすぐに保って腕や脚を動かす」ことから始めて、肩や股の動きをスムーズにします。
同時に、腕や脚の位置が変わっても安定できる胴体の力を養いますよ。
背骨のS字カーブを保ちながら動くクセづけを色々な動きで行っていくことによって、姿勢改善・筋力増強を並行して取り組むことができます。
目標のエクササイズも設定をしているので、クリアできるように身体能力を向上させていくようにエクササイズをプログラムして取り組みます。
姿勢改善・体型維持向上・体の引き締め・肩こり腰痛を改善したい方には、ピラティスをお勧めできます^^
ピラティスはこのように生理的な姿勢を獲得するための取り組み・スムーズな関節運動を行うための取り組み・ボディーラインを整える取り組み・体の引き締め・体循環の改善・その他ご希望に合わせた取り組みを進めていくことができる運動方法です。
体のためにピラティスに取り組み、自分が納得いく体へフィットさせていく取り組みをしてみませんか。
始めに伺うご希望を叶え、ピラティスの動きに発展的に取り組んでいただく中で楽しんでもらえればと思っています。
ピラティスにチャレンジしてみたい方は体験レッスン予約フォームからご連絡お待ち致しております。