デコルテラインについて
鎖骨は、正面から見た時に水平0°か5°の挙上までがニュートラルです。
また、自身の鎖骨を触ってみた時には、喉元の胸骨端から肩のラインにかけては20°から25°後ろに位置しているとニュートラルです。
肩の前方ずれや巻き型・ヘッドフォーワードによって肩甲骨の位置異常が起きていると、鎖骨が下がり真ん中あたりが膨らむようなアライメントになります。
肩のずれを修正して、肋骨上部に呼吸を入れて鎖骨を持ち上げておくことでニュートラルアライメントに近づけていきます。喉元の胸骨端からスッと伸びるデコルテラインを保てるようになりますよ。
改善方法


はじめに、肩の高さの左右差を観察します。肩がより下がっている方は、鎖骨下・上部肋骨に呼吸が入りづらい場合が多いので意識して呼吸を行なって高さを調整します。
次に、背骨の屈曲・伸展・回旋・側屈のピラティスムーブメントを行なって、鎖骨のニュートラルを保ちながら動けるようにして行きます。
次に、肩の前方ずれが起こっている場合は、、トレーニングワークで修正して肩甲骨の位置異常に対しても僧帽筋や菱形筋を収縮させて調整して行きます。
ヘッドフォワードがある場合は、頚椎の位置異常があるので調整して行きます。
肩・脚のピラティスムーブメントを行なって、重心移動や左右差がある中でもアライメントを保てるように練習して行きましょう。
肩の高さ・鎖骨(デコルテ)のニュートラルラインが改善して行きますよ。
ピラティスで改善したい方へ
ピラティスでは、始めに「胴体をまっすぐに保って腕や脚を動かす」ことから始めて、肩や股の動きをスムーズにします。
同時に、腕や脚の位置が変わっても安定できる胴体の力を養いますよ。
背骨のS字カーブを保ちながら動くクセづけを色々な動きで行っていくことによって、姿勢改善・筋力増強を並行して取り組むことができます。
目標のエクササイズも設定をしているので、クリアできるように身体能力を向上させていくようにエクササイズをプログラムして取り組みます。
姿勢改善・体型維持向上・体の引き締め・肩こり腰痛を改善したい方には、ピラティスをお勧めできます^^
ピラティスはこのように生理的な姿勢を獲得するための取り組み・スムーズな関節運動を行うための取り組み・ボディーラインを整える取り組み・体の引き締め・体循環の改善・その他ご希望に合わせた取り組みを進めていくことができる運動方法です。
体のためにピラティスに取り組み、自分が納得いく体へフィットさせていく取り組みをしてみませんか。
始めに伺うご希望を叶え、ピラティスの動きに発展的に取り組んでいただく中で楽しんでもらえればと思っています。
ピラティスにチャレンジしてみたい方は体験レッスン予約フォームからご連絡お待ち致しております。