腰痛改善が目的でピラティスを始められた生徒さま。
LIVE 観戦が趣味で、 LIVE へ行くたびに腰が痛くなり、 毎回サポーターを付けているとのこと。 「腰を気にせずにLIVE を楽しめるようになりたい」 が目標でした。
BEFORE(2024,1,28)

AFTER(2025,11,9)

姿勢分析では骨盤の前方移動を確認。
ピラティスムーブメントを通して、 腹圧が抜けやすく、 上部胸郭を後ろへ倒し背中を丸めることでバランスを取っており、 頭部と体幹部が前後にスライドして腰部に負担をかけやすくなっているのではないかと考えました。
まずは体の中心部である骨盤を安定させるために、 腹横筋と骨盤底筋の収縮を促し下腹部を引き込む練習を行いました。
そこから脊柱起立筋を収縮させて胸郭を持ち上げます。その状態をキープして腹圧を意識しながらマシンを使って上部胸郭を前へ押し出す練習を行いました。
また、 背面筋群の緊張が強かったため、 背骨を多方向に動かすこと・大殿筋やハムストリングスの伸張を促していきました。
BEFORE→AFTER

体の前後の筋バランスを整えたことで、 体幹を安定させやすくなり、 踵から頭頂まで一直線に背骨が伸びる姿勢を取ることができるようになりました。
さらに、 下腹部が引き込めるようになったことで骨盤が安定し、 腰部への負担が軽減されていきました。
週に一度、 コツコツと通い続けていただき、 先日80 回目のレッスンを迎えました。 毎回LIVE 後の腰の調子を報告してくださり、
いつのまにか腰痛も改善されLIVE でもサポーターを持っていくことがなくなったそうです。
今後は足底アーチを引き上げることで土台からもしっかりと体幹を安定させ、 立位だけでなく歩行でもさらに安定した、 疲れにくい体づくりを目指していきます^^


























