ぽっこりお腹とは
現在では、スマホ文化ですのでヘッドフォワード・猫背・巻き肩の姿勢的問題が起こりやすい環境です。
背中が後ろへ移動して、重力環境下で肋骨が押し潰されて骨盤が前へ移動した姿勢をスウェイバック姿勢と呼びます。
肋骨一体を胸郭と呼びますが、このうち前胸郭が潰れていくと内臓器が下へ押されお腹と骨盤が前へ出るようになります。
お腹を鍛えても、腹腔内圧がお腹を膨らませる方向へ掛かっているのでお腹が引っ込みづらい状況をぽっこりお腹と呼びます。
改善方法


はじめに、前胸郭が潰れていることに対して横隔膜の機能を回復させることによってアライメントを修正します。
下腹を凹ませてドローイン・みぞおち部分を膨らませる横隔膜呼吸(胸式呼吸)によってアライメントを改善して行きます。
次に、肩甲骨が下がっていたり・頭のアライメントが崩れていることによっても胸郭は潰れる方向に位置を取るため、肩甲骨のアライメントを正して・頭部を骨格ライン上に配置するトレーニングを行います。
鎖骨や上腕・肩甲骨とバランスをとりながら胸郭を上に引き上げることによって、腹腔を縦に引き伸ばし下腹が凹むスペースを作ります。
そして、ドローインをキープしながら背骨の屈曲・伸展・回旋・側屈を行います。
このような動きの中で、肋骨を締めすぎて下腹が膨らむことがよくあります。これをインストラクターが指示して丁寧に修正します。
ピラティスムーブメントの中で、腹圧を保つことができるようになる事でぽっこりお腹が改善して行きますよ。
ピラティスで改善したい方へ
ピラティスでは、始めに「胴体をまっすぐに保って腕や脚を動かす」ことから始めて、肩や股の動きをスムーズにします。
同時に、腕や脚の位置が変わっても安定できる胴体の力を養いますよ。
背骨のS字カーブを保ちながら動くクセづけを色々な動きで行っていくことによって、姿勢改善・筋力増強を並行して取り組むことができます。
目標のエクササイズも設定をしているので、クリアできるように身体能力を向上させていくようにエクササイズをプログラムして取り組みます。
姿勢改善・体型維持向上・体の引き締め・肩こり腰痛を改善したい方には、ピラティスをお勧めできます^^
ピラティスはこのように生理的な姿勢を獲得するための取り組み・スムーズな関節運動を行うための取り組み・ボディーラインを整える取り組み・体の引き締め・体循環の改善・その他ご希望に合わせた取り組みを進めていくことができる運動方法です。
体のためにピラティスに取り組み、自分が納得いく体へフィットさせていく取り組みをしてみませんか。
始めに伺うご希望を叶え、ピラティスの動きに発展的に取り組んでいただく中で楽しんでもらえればと思っています。
ピラティスにチャレンジしてみたい方は体験レッスン予約フォームからご連絡お待ち致しております。