反り腰について
腹圧とは、内臓が収納されている腹腔にかかる圧のことで、縦に伸びるように上下に居ることが理想的です。
重力環境下において、肩甲骨・胸郭が落ちてきたり・腹壁(腹筋)の筋肉が弱くなると縦長の腹圧を保つことができなくなってきます。
その結果、腹圧は前後にかかるようになってお腹が出たり反り腰になって行きます。
姿勢において、上下の伸びで安定したいところが・前後の伸びで安定することに移行していく傾向にあります。
改善方法


呼吸パターンの改善を行います。お腹を上下に分けたとき、下腹は凹ませて上腹(みぞおち)は膨らませることができるように呼吸パターンの改善に取り組みます。
この時、肋骨(胸郭)が固い状態で可動性がないと改善が難しいので、背骨の屈曲・伸展・回旋・側屈で可動性を引き出します。
次に、呼吸パターンを意識しながら背骨の屈曲・伸展・回旋・側屈、股関節・肩関節のワークに取り組みます。
力が入ると元の下腹を膨らます呼吸パターンが出てきやすいので、インストラクターが確認しながら修正してクセづけして行きます。
多面的な動きの中で腹圧パターンを保つことができるようにピラティスムーブメントを行なうことで改善して行きます。
ピラティスで改善したい方へ
ピラティスでは、始めに「胴体をまっすぐに保って腕や脚を動かす」ことから始めて、肩や股の動きをスムーズにします。
同時に、腕や脚の位置が変わっても安定できる胴体の力を養いますよ。
背骨のS字カーブを保ちながら動くクセづけを色々な動きで行っていくことによって、姿勢改善・筋力増強を並行して取り組むことができます。
目標のエクササイズも設定をしているので、クリアできるように身体能力を向上させていくようにエクササイズをプログラムして取り組みます。
姿勢改善・体型維持向上・体の引き締め・肩こり腰痛を改善したい方には、ピラティスをお勧めできます^^
ピラティスはこのように生理的な姿勢を獲得するための取り組み・スムーズな関節運動を行うための取り組み・ボディーラインを整える取り組み・体の引き締め・体循環の改善・その他ご希望に合わせた取り組みを進めていくことができる運動方法です。
体のためにピラティスに取り組み、自分が納得いく体へフィットさせていく取り組みをしてみませんか。
始めに伺うご希望を叶え、ピラティスの動きに発展的に取り組んでいただく中で楽しんでもらえればと思っています。
ピラティスにチャレンジしてみたい方は体験レッスン予約フォームからご連絡お待ち致しております。