膝上のたるみとは
膝上の筋群は、広筋群と呼ばれて膝蓋骨のトラッキング(移動)に関わる筋群です。
膝のお皿は、構造的に外側へ移動しやすくなっており内側の内側広筋は収縮感覚を失いやすいです。
膝を伸ばし切った時に、内側広筋によって膝蓋骨を引き上げれず、収縮感のない膝上の膨らみを気にされるようになる方がいらっしゃいます。
それが、膝上のたるみです。立ち姿勢では、膝を伸ばした時に膝裏をパツンと後ろに張って立ってしまう方に多くみられやすいです。
改善方法


膝を最終伸展するときに、広筋群はよく活躍します。リフォーマーを使いながら、はじめは膝裏を張らしながら内側広筋の収縮を感じるようにします。
次に、真っ直ぐ踏んだり・押すときに内側広筋がマッスルコントロールで働かせることができるようにします。
次に色んな体勢で働かせることができるように動きにバリエーションをつけて行きます。
背骨の屈曲・伸展・回旋・側屈へ動きながら膝を締めておけるようにパターンを持つためにピラティスムーブメントを行います。
体幹のトレーニングをしてから脚のトレーニングをすることが多いです。
膝が抜けて力が入らなくなる体勢があるのでインストラクターが指示して修正しながら行います。
膝上の締めを綺麗に保ちながら、動作練習をトレーンングすることで膝上を引き上げた動作パターンが身につきますよ。
ピラティスで改善したい方へ
ピラティスでは、始めに「胴体をまっすぐに保って腕や脚を動かす」ことから始めて、肩や股の動きをスムーズにします。
同時に、腕や脚の位置が変わっても安定できる胴体の力を養いますよ。
背骨のS字カーブを保ちながら動くクセづけを色々な動きで行っていくことによって、姿勢改善・筋力増強を並行して取り組むことができます。
目標のエクササイズも設定をしているので、クリアできるように身体能力を向上させていくようにエクササイズをプログラムして取り組みます。
姿勢改善・体型維持向上・体の引き締め・肩こり腰痛を改善したい方には、ピラティスをお勧めできます^^
ピラティスはこのように生理的な姿勢を獲得するための取り組み・スムーズな関節運動を行うための取り組み・ボディーラインを整える取り組み・体の引き締め・体循環の改善・その他ご希望に合わせた取り組みを進めていくことができる運動方法です。
体のためにピラティスに取り組み、自分が納得いく体へフィットさせていく取り組みをしてみませんか。
始めに伺うご希望を叶え、ピラティスの動きに発展的に取り組んでいただく中で楽しんでもらえればと思っています。
ピラティスにチャレンジしてみたい方は体験レッスン予約フォームからご連絡お待ち致しております。